昨今、ソーシャルネットワーキングサービスの普及により、日々さまざまな情報やコンテンツが発信される時代となりました。そうした中で、弊社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私が計量の世界に携わるようになったのは、約30年前のことです。創業者である林武久氏のもと、はかりの検査業務に関わり、お客様から「秤の検査はお店の信用に欠かせないものであり、おかげで安心して取引ができる」というお声をいただいたことを、今でも鮮明に覚えております。その言葉は、私の原点であり、今日までの歩みを支える大きな力となっております。
学生時代から「計量器」という、大切な商品が形作られる前の基盤となる存在に強い関心を抱き、どのようにすればお客様に安心と信頼をお届けできるかを真摯に考え続けてまいりました。その結果、現在では年間10,000台以上のはかり検査を実施するまでに成長し、愛知県内のみならず東海地方においてもトップクラスの実績を誇る企業へと発展いたしました。
この歩みは決して私一人の力によるものではありません。長年ご愛顧くださる取引企業様、惜しみないご指導を賜った先輩方、そして共に汗を流してきた社員やスタッフなど、多くのご縁とご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。
私たちは現在、お客様の多様なニーズや品質システムの変化に、迅速かつ的確に対応できる企業であることを目指しています。技術力のさらなる向上、サポート体制の強化、業務体制の整備を積極的に進めております。たとえば2017年の計量法改正では、自動はかりの検定追加が行われ、お客様には新たな管理方法の選択とコスト削減が求められるようになりました。そこで弊社は、適正計量管理事業所制度を活用し、検定有効期限を2年から6年に延長することで、検定コストの軽減を図るなど、お客様に寄り添った取り組みを実践しています。
また、将来直面し得る課題を事前に見据え、適切なアドバイスやアフターフォローをご提供することも私たちの使命であると考えております。お客様の立場に立ち、安心と信頼をお届けできる存在であり続けることが、私たちの変わらぬ願いです。
経営には困難な局面も少なくありません。しかし、どのような状況においても、心を乱さず冷静さを保ち、自らの力を最大限に発揮する。そして「人事を尽くして天命を待つ」という心構えを忘れずに歩んでまいりました。これからもその姿勢を大切にしながら、地域社会や取引先の皆様に貢献していく所存です。
今後も社員・スタッフ一同、研鑽を重ね、より一層の信頼と安心をお届けできるよう精進してまいります。引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。